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2008年1月27日 (日)

理屈じゃなくて

Earthworks 大好きな本である。

目が合うと何度も読んでしまう。目の付く所に置いておくと大変である。事務所に行く準備をしているとき、何か作業をしようとしているとき、トイレに行こうとしているとき、ついその背表紙を目にすると立ち止まり、手にしてしまうのだ。
無造作に机の上においておいてはいけない。その魅力的なカバーについつい手が伸びる。
ついついその世界に入りたくなるのだ。

どの章も好きだけど、今日は「大地の脈動」を再読してしまった。
かつて人が難なく探し出すことができたとりわけ調和がとれている場所のイメージはまさにいま私のテーマと一致して、思わず興奮。建物をつくるとは、まずは相応しい場所を探すという行為であったとは、よく考えてみれば自明のことではあるが、現代の都市部を中心に活動する自分にはハッとさせられる言葉である。

都市部ではそんな探索能力よりも、その場所の力を引き出す能力が求められる。
およそ12時間ごとに脈打つという地球の鼓動を感じられるほど強力ではないが、多その土地に立ち周囲を散策し、その性格や可能性を肌で感じたときにほぼイメージを作り上げるぐらいの脳両区はあると思う。実際、ほとんどその場所でおそらくこんな感じと描いたイメージはそんなに外れていない。

ところで、こんなにいつまでも魅力的な本を書いたライアル・ワトソンとはどんな人なんだろう。景山民夫の解説に人物像の一端をみることができるが、一度あってみたいと思う著者の一人だ。

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