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2008年3月 2日 (日)

いつも懐に入れておきたい

Geijutunoimi ハーバート・リードの「芸術の意味」

これも好きなほんの一つだ。

芸術の様々な断片を多岐にわたって解説していて、コンパクトな本ながら非常に手応えがある。

内容もさることながら、ヘンリー・ムーアの彫刻をあしらった黄色の装丁がまたよい。大きさも手にしっくりとくる。

なんだか持っていて楽しい本なのだ。したがって、ちょっとコーヒーでもと言うときつい手にとって読みたくなる。短い章立てでどこから読んでもいいので、お茶のお供にぴったりなのだ。

ところで、リードは本文で、芸術とは必ずしも「美」という言葉を用いなくても成立するといっている。滝口修造の訳者のノートでも美術の相当する「ファイン・アート」という言葉は意識的に排除されていると記されているが、日本では未だに、美術館といったり、美術展といったりするが、これはこの本が出版された1966年以降に美術界(やっぱり美?)で何かあったのだろうか。

ここらあたりの事情に詳しい人がいたら、ぜひ教えを請いたいと思う。

また、この本の最後のページの他の本の紹介が、またすばらしい、見開き2ページにリストアップされた25冊はどれもよだれの出そうなタイトルばかり、さっそくamazonで何冊か注文したのだが、バーンスタインの「答えのない質問」だけは、39000円という恐ろしい値がついていたため、あえなく断念するも、ふと見ると同名のDVDが約半額ではないか!この商売上手め・・・。

このバーンスタインの講義DVDがまたすばらしいのだが、それはまだ内容を未消化のため、また後日。

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